当店は画筆の老舗として、芸術家から愛好家まで、全ての人の手になじむ画筆をご提供できるよう、100年以上にわたって画筆の製造を続けてきました。 筆の評価は、特に弾力、顔料の含み、穂先の揃いやすさで決まります。 得應軒の筆は、先は尖っているのに胴は膨らみがあり、筆含みが良く先が利く一挙両得の筆と言われています。
配合する原毛の種類、配合量により筆の特徴を変えることができます。 画筆の弾力性や毛長に対する様々な要望に応えるため、通常、様々な獣毛を使用しています。 一つ一つの筆の特徴に応えられるよう、最適な原毛を国内外から調達しています。
画筆については、今も手作業にて画筆がつくられています。 製筆は、毛組み、毛揉み、寸切り、練り混ぜ、芯立て、衣毛巻き・根締め、繰り込みといった繊細な作業が求められます。 当社では、高い技術と豊富な技術を持つ筆工に依頼し、1本1本手作りで画筆を作り上げます。
当店の筆には、「得応軒」の彫り銘、レッテルを軸に貼っています。
和紙(雲肌麻紙)については福井の製造業者様、岩絵具については京都の業者様等、画材の製造・販売業者との長いお取引があり、信頼ある業者より厳選した画材を仕入れ、お客様に提供しています。
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